顎関節症の原因は様々ですが、最も注意が必要なのはストレス性の顎関節症です。
まず、実際に顎関節症の症状が現れても、なかなか原因が掴めないことが多くなります。
ストレスは目に見えない原因であることから、専門医に診察してもらってもなかなか症状の改善の糸口が見えなくなってしまうのです。
そのため、ストレス性の顎関節症と思われる場合は、医師にストレスが原因の可能性であることを伝えておきましょう。
また、ストレスが顎関節症を誘発する原因となるのは、就寝中の歯ぎしりなどで顎周りの関節に負担が掛かっている可能性も否定できません。
もし寝ている時の歯ぎしりなどに自覚症状があるようなら、マウスピースなどの矯正器具を取り入れてみるのも治療法の一環となります。
いずれにしてもストレスによる顎関節症は早い段階で治療に踏み切ることが大切です。
顎周りの関節に少しでも痛みや違和感があれば、放置せずに専門医の診察を仰ぐようにしましょう。